葉には保水力がなく、水切れを起こしやすいです。水切れが起こると葉が乾燥し、葉の部分が丸まり枯れてチリチリになります。水を与えても枯れた部分は元には戻らないため、葉がチリチリになる前にこまめに水を与える必要があり、葉水を与えることで葉の乾燥を抑えることができます。
<春>生育期である時期は土が乾ききる前、土の表面が湿っていて半乾きのときに鉢底からあふれ出るくらいまでたっぷりと水を与えましょう。
<夏 >夏は暑いため、すぐ乾燥してしまいます。土が乾きすぎている場合は、朝と夜と最低でも1日2回は水を与えるといいでしょう。また、暑い時間帯に与えると蒸れてしまうため、昼間の水やりは避けてください。
<秋・冬>秋から冬は、春や夏よりも水やりの回数を減らしてください。しかし、アジアンタムは乾燥を嫌うため、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。土が乾燥してから2日後くらいに水を与えてください。