高さ 80cm、幅60cm(撮影段階)
プラスチック鉢 高さ20㎝、直径18㎝
水やり
春夏の生育期には、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れるくらいに、しっかり水やりしてください。アカシアは土が乾燥しすぎると葉を落とすので、水やりは綺麗に育てるために重要なポイントです。
ただし、水のやりすぎや受け皿の溜め水は根腐れの原因になります。水やり後は、受け皿に溜まった水は小まめに捨ててください。
冬は土の表面が乾いてから2~3日後に水やりをします。ただし、寒い時間帯に行うと逆効果のため、暖かい時間帯に水やりをしてください。
地植えのアカシア・ブルーブッシュは根付くと水やりは心配いりませんが、真夏は土の乾燥が続くようなら、株元にたっぷりと与えます。
植え替え
特に春夏の成長期で一気に伸びてしまうと根詰まりの症状が起きてしまいます。すぐに枯れる要因にはなりませんが、放置してしまうとアカシア・ブルーブッシュに悪影響です。
現在の鉢より1つ上の大きい鉢に植え替えることで、上記の症状はほとんど解消されるでしょう。植え替えを行う時期も春夏の成長期が最も適しています。
環境
直射日光の当たる環境を好みます。地植え・鉢植えどちらも、しっかりと日差しの当たる場所で管理しましょう。
日当たりが悪い環境では、枝葉が徒長して美しく育ちません。また、強風が当たると幹が倒れやすいので、風が当たらない場所に置いたり支柱を立てたりする工夫をしてください。
肥料
生育期の4~10月に2か月に1度置き肥を置くか、水に薄めた液肥を2週間に1度のペースで水やり代わりに与えてください。冬は生育が緩慢な時期なので、肥料は与えません。
アカシア・ブルーブッシュは肥料が少なくても十分に育ちますが、葉を茂らせたり艶を出したりしたい場合は土に混ぜ込んだ元肥以外に追肥もしましょう。ただし、肥料の与えすぎは根を傷めるため、与えるペースや時期はしっかり守ってください。
アカシアはマメ科植物なので、根粒菌と共生関係にあります。根粒菌からチッソを得るため、カリやリン酸を中心に与えてください。
花が咲く春は、花の栄養素であるリン酸を多く含んだ肥料を与えると効果的です。
1年を通した様子
月 |
水やり |
植え替え |
環境 |
肥料 |
1月 |
▲ |
▲ |
日当たりの良い場所
|
× |
2月 |
▲ |
▲ |
日当たりの良い場所 |
× |
3月 |
▲ |
▲ |
日当たりの良い場所 |
× |
4月 |
○ |
○ |
日当たりの良い場所 |
× |
5月 |
○ |
○ |
日当たりの良い場所 |
○ |
6月 |
○ |
○ |
日当たりの良い場所 |
○ |
7月 |
○ |
○ |
日当たりの良い場所 |
○ |
8月 |
○ |
○ |
日当たりの良い場所 |
○ |
9月 |
○ |
▲ |
日当たりの良い場所 |
○ |
10月 |
○
|
▲ |
日当たりの良い場所 |
○ |
11月 |
▲ |
▲ |
日当たりの良い場所 |
× |
12月 |
▲ |
▲ |
日当たりの良い場所 |
× |
ブルーブッシュの剪定時期は5~6月です。花後の花がらや茂りすぎた枝葉を剪定します。
アカシアは7月以降の夏に来年の花芽を作るので、花後すぐに剪定してください。剪定が遅れると来年の花が咲かない原因になります。
葉が出ている枝であれば、どこから切っても問題ありません。節から新芽を出すので、理想の株姿をイメージして剪定するとよいでしょう。
ただし、樹木の肌のように木質化(もくしつか)した枝や幹からは新芽が出にくいです。緑色の枝葉を風通しよく剪定して、樹形を整えてください。
・本商品は1点もの販売のため、掲載写真と同じものをお届けいたします。生き物なので日々変化しています。現在の状態を確認したい場合は、お気軽にお問い合わせください。
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・2024年9月撮影