・高さ 30cm、幅15cm(撮影段階)
プラスチック鉢 高さ13㎝、直径15㎝
水やり
よく成長する時期と、生育が停滞する時期があります。サボテンの生育期は5~9月、真夏を除いた春の時期と、暑い時期が終わった秋です。この時期に大きく生長するため、しっかりと水を与えましょう。土の表面がしっかり乾いたタイミングで、鉢全体に行き渡り底の穴から流れ出るくらいたっぷりと水やりします。
また7~8月の夏場と、10~2月の冬場には生育が止まります。サボテンは暑さに強いですが、連日30度を超える環境では生育が緩やかになります。さらに乾燥して昼夜の寒暖差が激しい環境で生まれたため、夜間でも気温が高く多湿な日本の夏には元気がなくなります。気温が下がる秋以降は少しずつ生育が鈍くなり、冬になると完全に止まってしまいます。停滞期も休止期も根から水を吸い上げなくなるので、そこで水を与えると土の中が過湿になって根腐れの原因に。この時期の水やりは控えてください。
植え替え
成長して最初に入っていた鉢ではサイズが小さくなったり、鉢底から根がはみ出したりしたとき。あるいは土の粒が崩れて細かくなり、水はけが悪くなってきたときは、植え替えを行ってください。目安は1~2年に1回程度ですが、輸送の際にこぼれないよう鉢の土がカチカチに固められた状態で販売されているサボテンもあり、その場合は購入後すぐに植え替えを行う必要があります。植え替えは株に負担をかけるので、生育期が始まる3月上旬~4月上旬にかけて行うとベストです。
環境
サボテンは日光を好むので、日当たりの良い場所に置きましょう。屋外がおすすめですが、直射日光が当たると「葉焼け」と呼ばれる日焼け状態になることがあるので注意してください。また風通しが悪いと病気や害虫が発生しやすくなるため、風通しのよい場所で管理します。
肥料
生育期の4~9月に2か月に1度置き肥を置くか、水やり代わりに月に1度液体肥料を与えます。肥料のやりすぎは根痛みや腐りにつながるので注意が必要です。気温の下がる秋冬は肥料は与えません。土の上に置いている置き肥も取り除くようにしてくださいね。
1年を通した様子
月 |
水やり |
植え替え |
環境 |
肥料 |
1月 |
× |
▲ |
明るい室内
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× |
2月 |
× |
▲ |
明るい室内 |
× |
3月 |
▲ |
○ |
明るい室内
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× |
4月 |
▲ |
○ |
明るい室内 |
× |
5月 |
▲ |
▲ |
日当たりの良
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○ |
6月 |
▲ |
▲ |
日当たりの良
|
○ |
7月 |
▲ |
▲ |
日当たりの良
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○ |
8月 |
▲ |
▲ |
日当たりの良
|
○ |
9月 |
▲ |
▲ |
日当たりの良
|
○ |
10月 |
× |
▲ |
日当たりの良
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× |
11月 |
× |
▲ |
明るい室内
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× |
12月 |
× |
▲ |
明るい室内 |
× |
・本商品は1点もの販売のため、掲載写真と同じものをお届けいたします。生き物なので日々変化しています。現在の状態を確認したい場合は、お気軽にお問い合わせください。
・2024年9月撮影